ゼネコンマンと嫁が書く

ゼネコンで勤める日常、建設業会、建築のことを主に書きます。

フカシって何?~コンクリート躯体工事~

建物をつくる構造体

コンクリート造の建物には構造体と呼ばれるものがあります。 ラーメン構造でいうと、柱・梁・壁・床スラブetc..

これらの構造体は構造計算によって大きさが算出されます。 例えば、柱の太さや床の厚さなどなど...

これらの決められた構造体の大きさを組み合わせて建物を作れば構造的には 安全な建物を作ることができます。

しかし、建築物は柱や床だけではなく、そこにタイルなどの仕上げ、 窓やドアを付けなくては建物としては成り立ちません。

これらの仕上げや建具を考慮するときに「フカシ」という考え方が必要に なってくるのです。

フカシとは

フカシとは構造体を痛めることなく、仕上げや建具等を綺麗に納めるために 柱や壁、梁、床などを大きめに作ることです。

例えばコンクリートのひび割れ誘発目地です。 コンクリートは乾燥によって収縮するので大きな平面は必ずヒビが入ります。

いろんなとこにひびが入ったら格好悪いし、そこから水が入ってくるかもしれません。 そこで、ひび割れをコントロールしちゃうんです。

どうするかというと・・

意図的に壁に欠きこみを入れる事でその部分を弱くする事でひび割れを誘発するのです。

簡単ですが、このひび割れ誘発目地を設けることで、そこにひび割れを誘発し、 さらにあらかじめシーリングで保護しておくことで漏水も防げるというわけです。

当たり前の事ですがよく考えられていますね。

よくみるとこの誘発目地は壁に傷をつけちゃってますね。。。 そんなことしていいの?? と思った方。

ここでフカシという考え方の登場です。

あらかじめひび割れ誘発目地を設けることによって壁を傷つけてしまう事を考慮して、 構造計算で決められた壁の厚さより少し厚くしておくのです。

そうすることで、構造体としての大きさは確保できるので、建物の安全性も確保できます。

まとめ

仕上げや建具の話がどっかいってしまい(疲れたので後程書きます) かなり下手くそな説明になりましたが、 こうやってRCの建物はできています。